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A女子高等学院 特別指導室 1

コン コン コン

『どうぞ』

ガチャ 

「失礼いたします。」

『そちらの椅子へどうぞ』

「はい。」

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私、雨宮志保は
生徒会会長兼、新体操部主将
絵に描いたような優等生で
教師陣からは絶大な信頼が寄せられ
生徒内には私の支援クラブもある
学園中から憧れられる存在。

その私が、なぜか呼び出された。

引退前、最後の関東大会を控えた今

猛練習でクタクタの19時。

” 特別指導室 ”

問題を起こす生徒にしか縁が無い場所なのに

なんで、この私が?

誰かの起こした問題に私の力が必要とか?

そんなことなら、大迷惑だわ。

あー、早く帰りたい

汗だくのレオタードも着たままだし

早く帰って、シャワー浴びたい

それに、このアンナ先生

大嫌い。

私よりもはるかーーに顔面偏差値低いくせに
一部から綺麗とか言われて調子乗ってるし

でかくてごつくて高圧的なのも最悪!

前も笑顔で挨拶してあげたのに
二コリともしないで返事するし

ほら、今だって
表情筋何一つ動かさない

嫌な女ーーーー

『お紅茶どうぞ』

「はぁ、いただきます」

『それで、なぜ呼ばれたか。心当たりはありますか?』

「ぁ、いえ全く。
部活内の誰かが問題を起こした?
とかでしょうか?」

目に穴が空くくらい見つめられる

『全く?』

「はい。」

『何も心当たりはないと?』

「はい。」

『そう、それは残念ですね。』

「え?」

『ご自身の口からお話くだされば
問題解決は早かったのに。』

「何のことでしょうか?」

先生は私の正面のソファから静かに立ち上がると

背後に回った。

両肩に手が置かれ
椅子の背もたれ越しに先生が寄りかかって来る

耳もとに先生の髪が触れた瞬間

『先週の金曜日、道玄坂にいましたね?』

全身の血の気が引いた

「どうげんざか?い、いません!!」

先生は私の肘をがっしり掴んだ

『何のことか分かった?』

「ひっっ、、、」

「わわわわかりませんっ」

『ふーーーん、そう。
山下君と足立君は知らない人?』

やばいやばいやばいやばいやばいやばい、、、

「え!?」

『大丈夫よ、ちゃんと真実を認めたら
その手錠は外してあげます。』

ガチャガチャッ!

椅子に繋がれた!?

「ちょっと!!なんのつもり!?体罰で訴えるわよ!?」

私の斜めに立って
フクロウのように頭だけを動かし
冷ややかな視線を下してきた

『ご自分の心配をしたらどうかしら?』

『このお写真に何が映ってる?』

目の前に一枚の写真が差し出された。

私と山下と足立

ラブホテルへ入って行く時に撮られたんだ

、、、、終わった

変装までしていたのに、、、、

へんそう、、、

!?

よく見ると私の顔ははっきり映ってない!

「何の写真か知らない!
早くこれ取ってよ!!大声だすわよ!!」

『んーーー。
大声はお好きにどうぞ。
この部屋は用途上、完全防音ですし
警備の方も私から連絡をしない限り
外から解錠できませんから。』

「は?何言ってるの?」

『そのままですよ?』

『それより、写真では無理なのですね?』

「何がよ!?」

『自白です。
言葉遣いも品位が感じられませんし。』

『残念です。』

突然、目の前の壁一杯に
卑猥な動画が流れた

” あん!もっと!!激しく突いて!!!、、”

『随分とまぁ、愉しそうに。
前から後ろから、、これは誰ですか?』

『男女交際禁止、不純異性交遊禁止
この動画内で拘束違反を犯している
本校の生徒は誰ですか?』

『だ・れ・で・す・か?』

「ゎたし、、、です、、、、、」

つづく 

INTENSE ANNA

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