制限時間10分で便器自らトイレ掃除をします。
この10分はアンナ様に配慮いただいたお時間であり、御心配りです。
制限時間がもっと短かければ私がパニックになり、洗浄を怠る悪行をしかねない。
そんな私の愚鈍さに配慮いただいた10分。
便器以外の役目を与えていただくため、穢れがアンナ様や他の部屋へ浸食しないよう清めます。
便器体である口腔内や身体は勿論のこと、手洗い(奴隷専用浴室)のタイルも隅々まで。
薬用洗剤で予洗い、本洗いをして完璧に洗い流し制限時間内にアンナ様に呼ばれた部屋へと戻ります。
『ヒツジ。』
「はい!」
『お前が真に試されるのはここからよ?』
「え?」
便器や洗面台としては、当然のように使っていただけると安堵した私。
やはり愚鈍であります、、、
『便器や洗面台はボーっとそこに居て、大口を開けて給餌されるのを待てば良いでしょう?』
「はいっ仰言る通りですっ」
『そんな類の人間道具志願者は沢山いるの。』
そうです、仰言る通り。
特に黄金専門器となれば、一日に一席しか機会が与えられませんから、必死の椅子取り合戦です。
『だからね、常に選ばれるお道具を目指さなくては。』
「ど、どのようにしたら選んでいただけますか!?」
『ふふ、良い質問ね。』
ソファにゆったり腰をかけたアンナ様の眼が据わりました。
『身体を動かしたり、面白いことしたいのよ。私。』
全身から汗が滲み出てきています、、、
あぁ、洗ったばかりなのに、、、
「はいっ」
『お前が私の娯楽に貢献できるなら、便器の優先権を授けましょう。』
『どう?やれる?』
何をどうやるか聞く暇はございません!
「はいっ勿論!やらせてください!!」
威勢良い返事に反して臆病な身体が逃げ出さないように、手錠と首輪で支柱に拘束していただきました。
『背中』
「はいっっ」
ビシッ
「ぐっぅぅっ」
ピシッ
「ひいぃぃっ」
背骨は外し右、左、右、左と鋭い一本鞭が与えられます。
『的が動くんじゃない!』
「はいぃっ!かしこまりましたぁあっ」
背中といっても狙いは広範囲。
尻なら範囲が狭いため、キュウっと肛門に力を入れていれば痛みへの準備ができるのですが
肩から腰にかけて全体を強張らせようとも
アンナ様の一本鞭は銃弾のように細かく隈なく背中を狙撃される。
その痛みを軽減するための抵抗は悪足掻きに終わります。
『で?痛いだろうに、どうせマゾ汁垂れ流しているのよね?』
背中に走る痛快な刺激は愚息の強張りを無くさせるのに、視線を落とせば床には小さな水たまりが!
「はいっ!もうしわけありません!あまりにもマゾでマゾ汁を垂れ流しております!」
「ひいっ!!!!!」
『おぉ、おぉ、赤黒い線が綺麗に浮き出て来た』
絶えず浴びせられる鞭撃ちの痛みで意識が錯乱してきます
あたまが、、、あたまが、、、、
!!!!!!!!!!!
「ぐうっぅぅぅぅうぅぅぅ」
いっそのこと意識を失いたいのに
アンナ様は非情にも、ギリギリのところで私の意識を呼び戻します。
ビシッ、、、、、
ピッ、、
パシッ
痛いのに、撃たれる度に脳天がキラキラと痺れます、、、
『こんなに頑張れるなんて!優先便所になれそうよ?』
「ひっ!!!はっはい!ありがとうございます!ぜひっぜひっお願いいたしますぅ!!」
支柱から解放した私の背に手を置き
内出血した赤黒い痕を、アンナ様は優しく撫でて愛でながら労いの言葉をかけてくださいますが、、、
今の私には柔らかい激励も強烈な刺激になり困惑するばかり、、、
『とっても気分良い運動になりました。』
「あっありがとうございます!」
『お前、よく貢献できているわよ?次、ベッドの上に私に背を向けて正座しなさい』
「はいっありがとうございますっ」
そう仰言ると、アンナ様は赤い風呂敷を広げました。
そこで
私はやっと理解することができたのです。
背中の鞭痕を腫れも裂傷もさせず、内出血に留めた意図が。
血で縄を穢さないためです。

つづく
INTENSE ANNA