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女王の教室

突然ですが
皆さんは御存知でしょうか?

全国に数多あるバレエ教室の中でも
大人の男性初心者を受け入れる教室は極少数だということを。

なぜか?って?
率直に言おう。

よこしまな目的の奴が来たら困るからだ。

レッスンはレオタードとバレエタイツで受けなくてはいけない

この身体の線がくっきり見える動きやすい格好は
踊る上で身体が正しく使えているか?
指導者が識別し易くするためである。

日々、懸命に踊りと向き合う少女や女性達を
よこしまな奴から守ろうとすれば当然の判断だ。

それだけに純粋に習いたい大人の初心者男性は気の毒だと思う。

そこで私の出番だ

私であれば純粋でも邪でも関係なく受け入れる事ができる。

純粋に習いたい者はマンツーマンレッスンなら
周囲の目を気にすることなく気兼ね無く習えるし

たとえ邪な心から
くっきり股間をいきり立たせようとも
鞭で制することができる

まぁ、一度レッスンが始まれば
あまりの過酷さに性欲など出る幕も無いだろうけれど。

そう、、バレエは過酷で残酷で美しい。

美しく優雅に踊るからといって
楽をしている訳ではない

肉体的訓練の血の滲む努力故
美しく優雅に魅せる踊りが生まれる

筋力と柔軟性の険しいトレーニング。

おマゾ達はもうわかるでしょう?
私がバレエはSMだ!と言っている意味が

そんな過酷な訓練を指導し統べる者は
空間における絶対的支配者
独裁的権限で猛威をふるう。

その性別が女性なら
それはまさしく女王。

私の調教理念に多大な影響を与えた
バレエレッスン
少しお見せしましょう。

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ここにダンス未経験の中年男性生徒が一人

名前はヒデ

「僕はホテルでの調教より
 アンナ様のお好きなバレエを教えていただきたいです!」

と志願してくれた。
物好きもいたもんだ!と

アンナ様はアンナ先生に
奴隷は生徒へと立場を変えて

アンナバレエ教室 いざ! 開校!!

ヒデが待つスタジオのドアを開け中へと入る

「アンナ先生、こんにちは!」

『、、はい、こんにちは。
 ヒデ、芸事の挨拶は何時でもおはようございます。です。』

「あ!あ!申し訳ありません!!
 おはようございます!!」

大昔のバレエ教室だったら
この無礼で一日無視される。

『はい、おはようございます。』

一檄入れたところで

『っっっ!!あーーーーーっはははははは!!!!』

緊張しながらもニコニコ顔の少し白髪が生えた中年男性が、黒いハイレグのレオタードにピンクベージュのタイツとバレエシューズを着ているもんだから爆笑してしまった。

ほぼ私の趣味なので男性だが女性用のお衣装を指定してやったのだ

こんな機会がなければ一生着られないのだから感謝して欲しい。

『では始めましょう。』

爆笑を止めヒデと3m距離を開け

『足ポジションを5番に入れ、アームスはアンバー』

スンっと鼻をすますように凛と立つ

知らない用語を話されてヒデは目を白黒させる

『用語は後で、先生を鏡にして真似しなさい』

「は、は、はい!」

足の置き方に苦労し出す
なんせ脚を前後にクロスし
両つま先は正面ではなく、お互い外側に開いているのだから

案の定、人生初の体勢に脚が絡まって転びそうになっている

『はい。それね、全然なってないけど。
レッスン進まないのでもういいです。』

しょぼんとヒデの眉が下がる

『こら!笑いなさい!レッスン中は常に笑っとくのよ!』

キツくとも苦しくとも
演技で必要な時以外は常に美しい表情でいなければならない

「は!はい!」

私は背筋を伸ばし、もう一度凛とすます

真っ直ぐ通る声で

『レッスン始めます。』

そう言いお辞儀をする

それを真似てヒデもフラフラしながら頭を下げた

『はい、その時ヒデは ” お願いします ” と言うのよ。』

「ぁっお願いします!」

『はい、いいです。ではバーの前に』

レッスンは手すり(バレエバー)を持って基本的な動きをする所から始まる。

手すりを支えにして
バランスを取り基本の動きでウォーミングアップをしていく
プロも素人もレッスンの流れは等しく同じ

ヒデと私は3m間を開け向き合って立つ

バーをヒデの左側に平行に置き
左手でバーを持たせ右腕はハグを持ち掛けるように開かせる

『腕はそのまま』

『足の型、真似して?』

足の型1番ポジションに入れる

踵同士がくっついたまま
左右の股関節、膝、つま先が外旋した状態

がに股に似ているが背筋をまっすぐに保ったまま
膝を曲げてはいけないとなると途端にバランスを崩す

『フラフラしない!!!!』

「は、は、は、はいぃ!!」

わかりました!のはい!だが
一向にバランスが取れない

『ほら!上体前に倒さない!
膝曲げない!顎前に突き出さない!』

バシッバシッバシッ
と指摘する部位を次々に叩く

1か所指摘されると他の神経が疎かになり
延々とどこかしら叩かれ続ける

初心者とはそんなものだ

姿勢を正されるというのはそういう事

良い姿勢とは才能では無く訓練の賜物なのだ

『如何に普段姿勢に気を付けていないか身に沁みるでしょう?』

「は!はいぃ!!」

『腹筋力入れなさい!!』

「はい!」

『肩はすくめない!!』

「はい!」

1番の足の型で真っ直ぐ立つのを習得するだけでも一苦労
翌日か翌々日から筋肉痛で一週間は苦しむことになるでしょう

『膝曲げない!って何度言われてるの!?』

「あぁ!ごめんなさい!」

『謝るんじゃなくて膝を伸ばしなさいって!』

ヒデの額から
大粒の汗が流れる

『ねえ!?真似しなさいって!先生そんな変な恰好してる!?』

「ぃぃぃいいえ!」

『足ーーーーーーー!つま先外側!閉じてきてる!!!』

ヒデが1番足を覚える前に私の喉が潰れそうだ、、

「はい!はい!」

『はい!は1かーーーーーーいっっ!!』

何をしても大声で怒鳴られ続ける。

レオタードを着ているのは私も同じなのだが
淡い期待を抱いていただろうに、それどころではなさそうで可笑しい。

『ねえ!?何回膝曲げないって言われてるの!?』

「たたたくさんですぅ!」

『あなた何歳!?膝がどこかも分かんないの!?』

声量が荒れる一方だ

「ごごごごめんなさいぃいい!」

『謝るなら膝伸ばせって!!!!!』

「はいっはいぃいいい!」

『ねぇっ!?こんなの3歳の子でもできるのよ!?』

これが大人の女性生徒なら言い方を考えるが
ヒデは生徒とは言え、中身は奴隷なのでがなり放題だ

1㎜も言葉を選ばず檄を飛ばし続ける

『ぜんっぜんっ次に行けないわね!!!!』

腕も脚も顔もそこら中震えている

『ひーーーーーーーざーーーーーーっっ!!』

バンッバンッバンッ!!

叩く加減も強さを増す

『はらーーーーーっ!!』

ごすっと臍下に拳を入れる

「ぐふぅっっ」

ヒデは堪え切れず、がくんと膝から崩れ落ちた

『だーーーーれが座れと言ったぁ!?』

「ひぃっひぃ、、、、」

『立て』

『たーーーちーーーなーーーさいっ!!』

「ひぃっ」

頭頂の髪をひっつかみ強制的に起立させる

『できるまでやりますからねぇ!?』

「はっはぃぃ、、、」

初めての苦痛と理不尽な檄の嵐に
脳が容量オーバーでぐじゅぐじゅに溶けているようだ

視点もとっ散らかって虚ろになっているが
許してはやらない

なんせ1番でつまづいているのだから

足の型数だけでも5番まである

先生の喉が壊れたわ、、

おしまい。

親切丁寧な指導が自慢です!
御興味のある方はこちらまで⤵︎ ︎

080-7413-5152
アンナバレエ教室

INTENSE ANNA

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